2011年 報道写真展
2012年 04月 16日
開催は2012年1月14日~4月15日と長かったのに、
行くのは最終日の昨日となってしまった。
展示された写真のほぼ半分のスペースは、東日本大震災関連だった。
大きなパネルに映し出されたその瞬間は、動画で見るものよりも迫ってくるものがあり
胸が詰まる思いでハンカチを握りしめながら見て回った。
一番最初に目に飛び込んだ「ままへ」というタイトルの行方不明となった母親へ、覚えたばかりの平仮名で
手紙を書いている少女の写真は、息をするのを忘れてしまい目からはただただ涙があふれてきた…
そして歯を食いしばり水を運ぶ少年。
その表情に、つい自分の子供を重ねてしまう。
多くの写真は、言葉では言い表すことのできないほど悲惨な状態で苦しみや悲しみにあふれていた。
しかし、そんな状況下で子どもは悲しい時にはもちろん泣き悲しむけれど、嬉しいときや楽しいと感じた時は
「笑顔」になる。
子供の笑顔は何物にも代えられず、「頑張らなくちゃ」という活力を与えてくれる魔法の笑顔だと思った。
そう、親ってその笑顔に出会うために何でもできてしまうということを忘れかけていた。
これからを生きる子供たちのために、いま私たち大人が未来をしっかり見据えて
繋げていかなくてはならないと再認識した写真展だった。
Commented
by
canandaigua-ny at 2012-04-16 18:10
映像で見るより、その場の状況がダイレクトに伝わりやすいのは写真ですよね。
私も何かで見た写真で、地震・津波の凄まじさをもっと知ったといった感じでした。
この展示も緊張感を感じるものだったのだろう、。。
まだ親になっていない私ですが、いつかそう感じれる日がくるのかなー。。。
私も何かで見た写真で、地震・津波の凄まじさをもっと知ったといった感じでした。
この展示も緊張感を感じるものだったのだろう、。。
まだ親になっていない私ですが、いつかそう感じれる日がくるのかなー。。。
0
Commented
by
bethanian at 2012-04-17 21:20
by bethanian
| 2012-04-16 11:29
| life
|
Trackback
|
Comments(2)