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■ あみだくじ
2014年 09月 28日 |
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ひとつの小さな約束があるといい
明日に向かって
ノートの片隅に書きとめた時と場所
そこで出会う古い友達の新しい表情

ひとつの小さな予言があるといい
明日を信じて
テレヴィの画面に現れる雲の渦巻き
〈曇のち晴れ〉天気予報のつつましい口調

ひとつの小さな願いがあるといい
明日を想って
夜の間に支度する心のときめき
もう耳に聞く風のささやき川のせせらぎ

ひとつの小さな夢があるといい
明日のために
くらやみから湧いてくる未知の力が
私たちをまばゆい朝へと開いてくれる

だが明日は明日のままでは
いつまでもひとつの幻
明日は今日になってこそ
生きることができる

ひとつのたしかな今日があるといい
明日に向かって
歩き慣れた細道が地平へと続き
この今日のうちにすでに明日はひそんでいる


「明日」 谷川俊太郎



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by bethanian | 2014-09-28 10:26 | nature | Trackback | Comments(2) |
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Commented by canandaigua-ny at 2014-09-28 21:15
谷川俊太郎の「明日」 、読みたくなりました。

蜘蛛の巣、最近真っ暗な夜にはまってしまい、
クモがどこかについているのではないかと冷や冷やしたばかりでした。笑
でも、こんなに緑のキレイなバックだと芸術にさえ、見えるのです。笑
Commented by bethanian at 2014-10-01 11:37
>canさん
思い立ったとき、読み返すのが谷川俊太郎さんの詩です。
数冊を何度も何度も頁をめくってます。

蜘蛛の巣は引っかかってしまうと、気分も下がりますよね(笑)
でも、見ている分にはとてもきれい!
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